IC3(アイシースリー)とは
試験概要
IC3(アイシースリー)は、コンピュータやインターネットに関する基礎知識とスキルを総合的に証明できる国際資格です。
IC3(アイシースリー)にはGS5とGS6の2つのバージョンがございます。
GS5の試験は分野ごとに「コンピューティング ファンダメンタルズ」「キー アプリケーションズ」「リビング オンライン」の3科目で構成されています。資格の認定は3科目全ての合格が必要です。
GS6の試験は難易度によるレベル別の3科目(レベル1、レベル2、レベル3)になりました。また、試験プログラムも3科目認定(3科目すべてに合格)から1科目認定に変更されました。
受験料
試験科目 | 時間 | 一般受験料 | 学割受験料 |
---|---|---|---|
GS5コンピューティングファンダメンタルズ | 50分 | ¥5,500 | ¥4,400 |
GS5キーアプリケーションズ | 50分 | ¥5,500 | ¥4,400 |
GS5リビングオンライン | 50分 | ¥5,500 | ¥4,400 |
GS6レベル1 | 50分 | ¥5,500 | ¥4,400 |
GS6レベル2 | 50分 | ¥5,500 | ¥4,400 |
GS6レベル3 | 50分 | ¥5,500 | ¥4,400 |
グローバルスタンダード5(GS5)
コンピューティング ファンダメンタルズ ・ キーアプリケーションズ ・ リビングオンライン
グローバルスタンダード5(GS5)は、ハードウェアやソフトウェア、オペレーティングシステム(OS)に関する知識や操作方法などのコンピューティング ファンダメンタルズ、ワープロソフトや表計算といった代表的なアプリケーションに共通する機能や各々の操作方法などのキーアプリケーションズ、インターネットやネットワーク環境でコンピュータを活用する際に必要とされる基本的な知識・操作・ルールなどのリビングオンラインの3科目からなり、3科目全て合格して資格が認定されます。
使用するOSとアプリのバージョンについて | |||
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バージョン | OS | アプリケーション | メーラー |
グローバルスタンダード5(GS5) | Windows 10 | Office 2016 | Gmail |
GS5 コンピューティング ファンダメンタルズ
ハードウェアやソフトウェア、オペレーティングシステム(OS)に関する知識や操作方法など、コンピューティング全般の基礎について出題される科目です。
GS5の試験問題の中で使用されているOSと主なアプリケーションは次の通りです。(アプリケーションは以下に限定されません)
項目 | 内容 |
---|---|
問題数 | 40~45問前後 |
出題形式 | 選択問題、組み合わせ問題、入力問題、操作問題 |
試験方法 | コンピュータ上で実施するCBT(Computer Based Testing)形式 |
試験時間 | 50分 |
出題範囲
大分類 | 小分類 |
---|---|
モバイル機器 | 携帯電話の概念 セルラーモデルのタブレットの概念 スマートフォンの概念 固定電話、電話一般の概念 インスタントメッセージの概念 通知の設定 |
ハードウェア | サーバー、デスクトップコンピューター、ノートパソコンの目的 メモリやストレージの概念 周辺機器の概念 イーサネットポートの目的 ワイヤレスネットワークへのデバイスの接続 電源管理の概念 デバイスドライバーの概念 プラットフォームの違い プラットフォームによる制約 ネットワーク接続の概念 インターネット接続の概念 ハードウェアの構成要素 タッチスクリーンの概念 |
ソフトウェアアーキテクチャ念 | オペレーティングシステムのアップデートについての理解 設定変更の及ぼす影響 デスクトップ設定およびウィンドウの管理 アプリケーションのオプション設定 ユーザーアカウントの作成・管理 ファイルやフォルダの管理 スキャン文書の管理 Windowsのメニュー ファイルの検索 管理者権限 IPアドレスの概念 ソフトウェアのインストール管理 コンピューターの基本的なトラブルシューティング |
バックアップと復元 | ファイルのバックアップの概念 ファイルのバックアップ システムのバックアップ、復元、再フォーマット |
ファイルの共有 | ファイル転送の管理 ファイルの圧縮と解凍 |
クラウド コンピューティング | クラウドの概念の理解 クラウドストレージの概念 クラウドでのファイル保存管理 オンラインアプリとローカルアプリの比較 オンラインアプリの種類の判別 |
セキュリティ | 認証情報の管理方法 コンピューターのセキュリティに対する基本的な脅威 監視プログラムの概念 ネットワーク、ブラウザーのセキュリティ ウイルス対策ソフトの概念 ファイアウォールの概念 e-コマース(電子商取引)のセキュリティリスク バーチャルプライベートネットワーク(VPN)への接続 |
※同一科目を複数回受験する場合には、再受験に関するルールがございます。詳しくは再受験に関するルールをご覧ください。
GS5 キーアプリケーションズ
ワープロソフトや表計算といった代表的なアプリケーションに共通する機能や、各々の操作方法などについて出題される科目です。
GS5の試験問題の中で使用されているOSと主なアプリケーションは次の通りです。(アプリケーションは以下に限定されません)
項目 | 内容 |
---|---|
問題数 | 40~45問前後 |
出題形式 | 選択問題、組み合わせ問題、入力問題、操作問題 |
試験方法 | コンピュータ上で実施するCBT(Computer Based Testing)形式 |
試験時間 | 50分 |
出題範囲
大分類 | 小分類 |
---|---|
一般的な機能 | ショートカットキーの適切な利用 コンテンツの種類 スペルチェック機能の利用 コメント機能の利用 Microsoft Officeの[検索と置換]機能の利用 コンテンツの選択 グラフィックインターフェース(GUI)を使った元に戻す/やり直しの操作 マウスを使ったコンテンツの移動 読み取り専用ビューの概念 保護モードの概念 ズームの倍率変更 |
ワープロソフトの利用 | 文字の書式設定 ページレイアウトのオプション設定 既存のスタイルの変更 ファイルの作成 段落レイアウトの設定 文書印刷のための準備 印刷オプションの設定 変更履歴の利用 表の作成 Microsoft Word で利用できるファイル形式 |
表計算ソフトの利用 | 表計算シートの一般的な要素 行と列の操作 行の高さ、列の幅の設定 シート内のデータの並べ替えとフィルター 関数、数式、演算子 シートへのデータ入力 Excel のグラフの活用 Excel のテーブルの活用 セルやセル内のデータの操作 セルや文字列の書式設定 Microsoft Excelで利用できるファイル形式 ブックのテンプレートの利用 別のシートにあるデータを参照する数式の作成 |
データベースの基本概念 | データの概念 データベースのWebサイトでの活用方法 リレーショナル データベースの要素 メタデータの定義 |
プレゼンテーションソフトの利用 | Microsoft PowerPoint で利用できるファイル形式 音声・動画出力デバイスの利用 プレゼンテーションの表示 アニメーションや画面切り替えの設定 スライドの作成と管理 スライドのレイアウトや見た目の管理 プレゼンテーションの構成の管理 |
アプリの利用 | デスクトップアプリ、モバイルアプリの取得とインストール アプリのカテゴリー アプリ、アプリケーションの長所と短所 |
画像の編集 | Office文書への画像の挿入 Office文書内の画像のトリミング |
※同一科目を複数回受験する場合には、再受験に関するルールがございます。詳しくは再受験に関するルールをご覧ください。
GS5 リビング オンライン
インターネットやネットワーク環境でコンピュータを活用する際に必要とされる、基本的な知識・操作・ルールなどについて出題される科目です。
GS5の試験問題の中で使用されているOSと主なアプリケーションは次の通りです。(アプリケーションは以下に限定されません)
項目 | 内容 |
---|---|
問題数 | 40~45問前後 |
出題形式 | 選択問題、組み合わせ問題、入力問題、操作問題 |
試験方法 | コンピュータ上で実施するCBT(Computer Based Testing)形式 |
試験時間 | 50分 |
出題範囲
大分類 | 小分類 |
---|---|
インターネットの利用 | インターネットの概念 |
一般的に使用される機能 | Webサイトの閲覧方法 |
電子メールの利用 | 電子メールソフトとサービス 電子メール(メッセージ)の概念 電子メール管理の概要 添付ファイルの概念 連絡先管理の概念 |
予定の管理 | オンラインカレンダーアプリを使用した予定の管理 オンラインカレンダーの共有 オンラインカレンダーアプリを使用した複数のカレンダーの管理 オンラインカレンダーサービスへの登録(サブスクリプション) |
ソーシャルメディア | ソーシャルメディアの概念 ソーシャルネットワークの概念 情報掲載、投稿プラットフォームの概念 ネットいじめの概念 |
オンラインコミュニケーション | 様々な通信手段 SMSテキストメッセージの概念 チャットの概念 共同作業のためのオンラインツール |
オンライン会議 | Web会議の概念 |
ストリーミング | ストリーミングの概念 |
デジタル社会の原則、モラル、スキル | オンラインコミュニケーションの手段 デジタル機器を使用する際の健康管理 オンライン上のアイデンティティ(人物像)の管理 情報発信者のアイデンティティ(人物像)の概念 |
※同一科目を複数回受験する場合には、再受験に関するルールがございます。詳しくは再受験に関するルールをご覧ください。
グローバルスタンダード6(GS6)
近年のIT情勢の変化を考慮し、出題範囲にモバイルテクノロジー、クラウド、セキュリティなどに関する内容を含め、デジタルリテラシーの7つの主要分野を定め、難易度により3つの異なるレベル(レベル1、レベル2、レベル3)に分枯れています。。レベルが上がると難易度も上がります。また、主要分野は共通ですが、レベルにより出題範囲は異なります。
7つの主要分野
- テクノロジーの基礎知識
- デジタル社会の一員としての責任
- 情報の管理
- コンテンツの作成
- コミュニケーション
- 共同作業
- 安全とセキュリティ
レベルについて
- レベル1 基礎的な知識を問う
- レベル2 実質的な知識を問う
- レベル3 より高度な理解と、専門的技術スキルの取得に必要な技術的基礎を持っていることを証明
再受験に関するルール
- 同じ科目を2回目に受験する場合、前回の受験から1日(24時間)待つ必要があります。
- 3回目以降の受験は、前回の受験から2日間(48時間)待つ必要があります。
- 年間に同一試験を受験できる回数は制限はありません。
- 一度合格した科目を再受験することは可能です。
学割受験について
学割で受験いただくには、受験日当日に学生証の提示が必要です。
「学割」の対象となる学生について
試験当日に、小学校、中学校、高等学校、短期大学、大学、大学院、高等専門学校、専修学校、専門学校ほか、当社の認める学校に在籍する児童・生徒・学生の方。
【その他オデッセイ社が認める学校、学生】
予備校生(本科生、学割証の発行される予備校生)
各種学校で1年以上の連続した就学期間による授業が定められたコースに通う学生(学割証の発行される学生)
留学生などでISIC(International Student Identity Card)を所持している者
盲学校、聾学校、養護学校
防衛医科大学校、気象大学校、海上保安大学校、航空保安大学校、水産大学校、航空大学校、農業者大学校、海技大学校、職業能力開発総合大学校、各職業能力開発大学校、職業能力開発短期大学校、農業系の大学校・短期大学校、産業技術系の大学校
お申込み~受験当日の注意事項
受験のお申込み時に、(学生)の試験科目を選択し、学校名と学年の記入が必要です。学校名・学年のいずれか一方でもご記入いただけない場合は、学割での受験はできません。
お申込み時点で学生であっても、受験当日に学生でなければ学割での受験はできません。
受験当日に学生証の提示が必要です。提示いただけない場合は受験できません。