VBAエキスパートとは
試験概要
Excel、Accessのマクロ・VBA(Visual Basic for Applications)のスキルを証明する資格です。
Excel VBA ベーシック ・ Excel VBA スタンダード ・ Access VBA ベーシック ・ Access VBA スタンダード
- VBA(Visual Basic for Applications)とは
- ExcelやAccessなどのアプリケーションに、指示した通りの処理を実行させる機能をマクロといいます。
VBAは、マクロにExcelやAccessへの指示を記述するための言語で、Visual Basicをベースに、マイクロソフト オフィス製品用に開発されたプログラミング言語です。
VBAを使うことで、ExcelやAccessを自在に制御することが可能になるので、ルーティンワークの自動化や大量データの一括処理、または業務システムの開発など、企業内で多岐にわたって活用されています。
受験料
試験科目 | 時間 | 受験料(一般) | 受験料(割引) |
---|---|---|---|
Excel VBA ベーシック | 50分 | ¥13,200 | ¥11,880 |
Excel VBA スタンダード | 50分 | ¥14,850 | ¥13,420 |
Access VBA ベーシック | 50分 | ¥13,200 | ¥11,880 |
Access VBA スタンダード | 60分 | ¥14,850 | ¥13,420 |
※割引価格で受験するには、対象となる資格を一つ以上取得している必要があります。詳しくは割引受験制度についてをご覧ください。
スタンダードクラウンについて
VBAエキスパート スタンダードクラウン(以下:スタンダードクラウン)は、Excel VBAとAccess VBAのスタンダードレベル2科目を取得したすべての方に贈られる称号です。
VBAを2種類のアプリケーションで活用できる、スキルの幅広さと高さを証明するスタンダードクラウンの認定証が発行されます。
- 認定証の発行
- 「スタンダードクラウン認定証」は、取得条件の2科目を同じ「受験者ID」で取得すると、最後に取得した科目の合格から約4~6週間で自動的に発行されます。ただし、最後に取得した科目の「合格認定証」とは別便で発送します。
取得条件の2科目を異なる「受験者ID」で取得した方は、「スタンダードクラウン認定証」が自動的に発行されません。「受験者IDの統合」ページから「受験者ID」の統合を申請してください。「受験者ID」が1つに統合されたのちに、「スタンダードクラウン認定証」が自動的に発行されます。 - 発行手数料
- 認定証の発行にかかる手数料は無料です。
Excel VBA ベーシック
Excel VBAの基本文法を理解し、基礎的なマクロの読解・記述能力を診断します。ベーシックレベルで診断するスキルには、変数、セル・シート・ブックの操作、条件分岐、繰返し処理などが含まれます。
項目 | 内容 |
---|---|
問題数 | 40問前後 |
出題形式 | 選択肢形式、ドロップダウンリスト形式、クリック形式、ドラッグ&ドロップ形式、穴埋め記述形式 |
試験方法 | コンピューター上で実施するCBT(Computer Based Testing)形式 |
試験時間 | 50分 |
合格基準 | 650~800点(1000点満点) 問題の難易度によって上下します。 |
※同一科目を複数回受験する場合には、再受験に関するルールがございます。詳しくは再受験に関するルールをご覧ください。
Excel VBA スタンダード
プロパティ・メソッドなど、Excel VBAの基本文法を理解して、ベーシックレベルよりも高度なマクロを読解・記述する能力を診断します。スタンダードレベルで診断するスキルには、ベーシックレベルを深めた知識に加え、配列、検索とオートフィルター、並べ替え、テーブル操作、エラー対策などが含まれます。
項目 | 内容 |
---|---|
問題数 | 40問前後 |
出題形式 | 選択肢形式、ドロップダウンリスト形式、クリック形式、ドラッグ&ドロップ形式、穴埋め記述形式 |
試験方法 | コンピューター上で実施するCBT(Computer Based Testing)形式 |
試験時間 | 50分 |
合格基準 | 650~800点(1000点満点) 問題の難易度によって上下します。 |
※同一科目を複数回受験する場合には、再受験に関するルールがございます。詳しくは再受験に関するルールをご覧ください。
Access VBA ベーシック
データベースの基礎知識、Access VBAの基本文法をはじめ、SQLに関する基礎的な理解力を診断します。ベーシックレベルで診断するスキルには、変数、条件分岐、繰返し処理、オブジェクトの操作、関数などのほか、Visual Basic Editorの利用スキル、デバッグの基礎などが含まれます。
項目 | 内容 |
---|---|
問題数 | 40問前後 |
出題形式 | 選択肢形式、ドロップダウンリスト形式、クリック形式、ドラッグ&ドロップ形式、穴埋め記述形式 |
試験方法 | コンピューター上で実施するCBT(Computer Based Testing)形式 |
試験時間 | 50分 |
合格基準 | 650~800点(1000点満点) 問題の難易度によって上下します。 |
※同一科目を複数回受験する場合には、再受験に関するルールがございます。詳しくは再受験に関するルールをご覧ください。
Access VBA スタンダード
データベースの基礎知識、Access VBAの基本文法、SQLなど、ベーシックレベルのスキルに加え、より高度なプログラムを読解・記述する能力を診断します。スタンダードレベルで診断するスキルには、ファイル操作、ADO/DAOによるデータベース操作、オブジェクトの操作、プログラミングのトレース能力、エラー対策などが含まれます。
項目 | 内容 |
---|---|
問題数 | 40問前後 |
出題形式 | 選択肢形式、ドロップダウンリスト形式、クリック形式、ドラッグ&ドロップ形式、穴埋め記述形式 |
試験方法 | コンピューター上で実施するCBT(Computer Based Testing)形式 |
試験時間 | 50分 |
合格基準 | 650~800点(1000点満点) 問題の難易度によって上下します。 |
※同一科目を複数回受験する場合には、再受験に関するルールがございます。詳しくは再受験に関するルールをご覧ください。
再受験に関するルール
- 同一科目に対して2回目の受験については制限がありません。
- 3回目以降の受験は前回の試験日から7日間(24時間×7=168時間)は受験できません。
- 再受験ルールは、前回の試験終了時刻から次回の試験開始時刻までの期間(時間)をルールの日数(時間)だけ空けていただきます。
- 受験者がルールに違反した場合、すでに取得した資格の認定取り消し、および受験資格を永久に失う可能性があります。
割引受験制度について
対象の資格を、1つでも取得している方が、VBAエキスパートを割引価格で受験できる制度です。
- 対象
- マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)、IC3(3科目全てに合格しIC3を取得していること)、VBAエキスパート、コンタクトセンター検定試験、ビジネス統計スペシャリストの資格を1つでも取得している方。
※IC3の場合、単科目合格でなく、資格取得していること(3科目合格、または2科目合格+キーアプリ免除制度利用)が条件となります。 - お申込み時の注意事項
- 受験のお申込み時に、(割引)の科目を選択し、備考欄に「過去に合格した資格の受験日、科目名」をご記入ください。
- 受験当日の注意事項
- 一般の試験でご用意いただく試験当日の持ち物に加えて、割引対象であることを証明する以下のいずれかを持参し、受付の際に提示してください。
- 取得済み資格の合格認定証
- 取得済み資格のデジタル認定証のプリントアウト(氏名、取得科目が確認できればスマートフォンによる提示も可)
- 取得済み資格の結果レポート
試験システム変更について
2022年10月1日(土)よりこれまで米国Certiportの試験システムで実施していた『VBAエキスパート』を、試験システム「Odyssey CBT」で実施いたします。
試験内容等について
試験システム変更後も試験の出題範囲、問題内容、難易度、合格基準、試験時間、受験料、割引の適用条件、再受験時のルール等、すべて同じです。
受験者IDについて
2022年9月30日(金)までにテストセンター奈良でVBAエキスパートを受験される場合、Certiportの「受験者ID」が必要です。過去にMOS等でCertiportの「受験者ID」を取得されている方は、そのままご使用いただけます。
2022年10月1日(土)以降にテストセンター奈良でVBAエキスパートを受験される場合、2022年9月30日(金)までにCertiportの「受験者ID」でVBAエキスパートを受験されている方も、「Odyssey ID」の取得が必要です。過去に統計検定等で「Odyssey ID」を取得されている方は、そのままご使用いただけます。
認定証について
2022年9月1日より、VBAエキスパートの合格者および「スタンダードクラウン」の認定者にはオープンバッジを発行します。(オープンバッジとは、国際的な技術標準規格「IMS Global Learning Consortium」に準拠したデジタル証明・認証です。画像に埋め込まれた「メタデータ」によって、取得した資格や学習成果をオンラインで公開・送信したり、SNSで共有したりすることができます。)
紙の認定証の終了について
2022年11月30日までにVBAエキスパートに合格された方には、従来通り紙の認定証が発行されます。
2023年3月末日までにVBAエキスパートに合格された方には、有料(3000円)で紙の認定書を発行します。
2023年4月1日以降は紙の認定証は発行できません。
スタンダードクラウンの申請について
2科目ともOdysssey CBTで合格した場合、申請は不要です。2科目めの合格から2~4週間でオープンバッジが発行されます。
2科目ともCertiportの試験システムで合格した場合、申請は不要です。2科目めの合格から2~4週間でオープンバッジが発行されます。
1科目をOdyssey CBTで合格、もう1科目をCertiportの試験システムで合格した場合、申請が必要です。<申請内容>をご記入のうえ、お問合せフォームより申請してください。