ACA(アドビ認定アソシエイト)とは
試験概要
試験科目はアドビのアプリケーションごとに独立してあり、資格は科目ごとに認定されます。ACAの試験は、全国にある試験会場のコンピュータを使って解答するCBT形式で行われ、合否の結果は試験直後のコンピュータの画面に表示されます。また、合格者には世界共通の「合格認定証」が発行(郵送)されます。
Photoshop CC ・ Illustrator CC
受験料
試験科目 | 時間 | 一般受験料 | 学割受験料 |
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Visual Design using Adobe® Photoshop CC | 50分 | ¥10,780 | ¥8,580 |
Graphic Design & Illustration Using Adobe ®Illustrator CC | 50分 | ¥10,780 | ¥8,580 |
※学割価格での受験は試験当日に学生証の提示が必要です。
※学割受験について詳しくは学割受験についてをご覧ください。
Visual Design using Adobe® Photoshop CC
Adobe Photoshopは、デザイナーが画像を編集するときに使用するだけではなく、クリエイターやエンジニアが使用する最初のツールになりつつあります。Photoshop CCは、Photoshopの基礎知識、基本的な操作方法、デザインプロジェクト要件の設定や画像利用に関するルールなどついて出題される科目です。
(Adobe Photosop CCの試験は、2015年6月時点のAdobe Photoshop CCをベースに開発されています。最新バージョンとは試験のインターフェースが異なる場合があります。)
項目 | 内容 |
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問題数 | 40~45問前後 |
出題形式 | 選択問題、操作問題 |
試験方法 | CBT(Computer Based Testing)形式 ※1 |
試験時間 | 50分 |
※1 CBT形式とは
コンピューターを使用して、マウスやキーボードを使ってモニターに表示された問題に解答する方式です。
出題範囲
大分類 | 小分類 |
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1.0 プロジェクト要件の設定 | 1.1 画像作成の目的、対象者、対象者のニーズを特定する 1.2 デザイナーがどのようにプロジェクトに含める内容の種類を決定するかをまとめる(著作権、作品の適合性、許可、ライセンスの問題などを含む) 1.3 プロジェクト管理のタスクと責任についての知識を示す 1.4 デザインプランについて、他者(同僚、顧客など)とコミュニケーションをとる |
2.0 デジタル画像についての理解 | 2.1 デジタル画像に関する主な用語を理解する 2.2 デザインの基本原則、およびビジュアル デザイン産業で用いられるベストプラクティスについての知識を示す 2.3 ビジュアルデザインにおけるタイポグラフィの利用法についての知識を示す 2.4 デジタル画像における色の使い方に関する知識を示す 2.5 画像の解像度、サイズ、ファイル形式(ウェブ用、動画用、プリント用)についての知識を示す |
3.0 Adobe Photoshop の理解 | 3.1 Photoshop CC のユーザーインターフェイスの要素を特定し、各要素の機能についての知識を示す 3.2 一般的に利用されるパネル(属性パネル、レイヤーパネル、ブラシパネル、調整パネル、文字パネルなど)の機能を特定し、定義する 3.3 一般的に利用されるツール(選択ツール、描画ツール、ペイントツール、文字ツール、ベクトルシェイプツールなど)の機能を定義する 3.4 ワークスペースをナビゲート、整理、カスタマイズする 3.5 定規やガイドなど、インターフェース上の印刷されないデザインツールを利用する 3.6 レイヤー、レイヤーマスクの知識を示す 3.7 色、スウォッチ、グラデーションを管理する 3.8 ブラシ、シンボル、グラフィックスタイル、パターンを管理する |
4.0 Adobe Photoshop を利用したデジタル画像の作成 | 4.1 新規プロジェクトを作成する 4.2 プロジェクトにアセットをインポートする 4.3 範囲選択し、選択した範囲を管理、操作する 4.4 画像を変換する 4.5 レイヤーやレイヤーマスクを作成、管理する 4.6 基本的なレタッチの技法(色修正、ブレンド、クローン、フィルターなど)を使ってデジタル画像を操作する 4.7 ベクトル描画でアイコン、ボタン、レイアウトなどを作成する 4.8 文字を追加、操作する 4.9 フィルターを追加する |
5.0 Adobe photoshop を利用したデジタル画像の公開 | 5.1 ウェブ用、プリント用、動画用の画像を準備する 5.2 デジタル画像をさまざまなファイル形式に書き出し、保存する |
※同一科目を複数回受験する場合には、再受験に関するルールがございます。詳しくはオデッセイ社試験の注意事項のページの再受験に関するルール>ACA(アドビ認定アソシエイトの再受験に関するルールをご覧ください。
Graphic Design & Illustration Using Adobe® Illustrator CC
Adobe Illustratorは、クリエイティブ系の職種で標準的に使われている画像作成ツールです。イラスト、ロゴ、ポスター、チラシなどをデザイン、また制作するためのソフトウェアとして、あらゆる分野で使用されています。この試験では、Illustratorの基礎知識、基本的な操作方法、デザインプロジェクト要件の設定やグラフィックの利用に関するルールなどについて出題される科目です。
(Adobe Illustratorの試験は、2015年6月時点のAdobe Illustrator CCをベースに開発されています。最新バージョンとは試験のインターフェースが異なる場合があります。)
項目 | 内容 |
---|---|
問題数 | 40~45問前後 |
出題形式 | 選択問題、操作問題 |
試験方法 | CBT(Computer Based Testing)形式 ※1 |
試験時間 | 50分 |
※1 CBT形式とは
コンピューターを使用して、マウスやキーボードを使ってモニターに表示された問題に解答する方式です。
出題範囲
大分類 | 小分類 |
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1.0 プロジェクト要件の設定 | 1.1 グラフィックやイラストレーション作成の目的、対象者、対象者のニーズを特定する 1.2 デザイナーがどのようにプロジェクトに含める内容の種類を決定するかをまとめる(著作権、作品の適合性、許可、ライセンスの問題などを含む) 1.3 プロジェクト管理のタスクと責任についての知識を示す 1.4 デザインプランについて、他者(同僚、顧客など)とコミュニケーションをとる |
2.0 デジタルグラフィックやイラストレーションについての理解 | 2.1 デジタルグラフィックやイラストレーションに関する主な用語を理解する 2.2 デザインの基本原則、およびデジタルグラフィック・イラストレーション産業で用いられるベストプラクティスについての知識を示す 2.3 完成イメージについての知識を示す デジタルグラフィックやイラストレーションにおけるタイポグラフィの利用法についての知識を示す 2.4 デジタルグラフィックやイラストレーションにおける色の使い方に関する知識を示す 2.5 画像の解像度、サイズ、ファイル形式(ウェブ用、動画用、印刷用)についての知識を示す |
3.0 Adobe Illustrator CCの理解 | 3.1 Illustrator CCのユーザーインターフェイスの要素を特定し、各要素の機能についての知識を示す 3.2 一般的に使用されるツールの役割を定義する (選択ツール、ペンツールや他の描画ツール、シェイプツール、変形ツールなど) 3.3 ワークスペースをナビゲート、整理、カスタマイズする 3.4 印刷されないデザインツールを画面上で利用する(定規、ガイド、塗り足し、アートボードなど) 3.5 レイヤー、レイヤーマスクの知識を示す 3.6 色、スウォッチ、グラデーションを管理する 3.7 ブラシ、シンボル、グラフィックスタイル、パターンを管理する 3.8 プロジェクトの過程でイラストレーターがさまざまな視点やモードを使用する方法や理由についての知識を示す(ベクター/アウトラインと表示/アピアランス) 3.9 ベクター描画ツールについて理解していることを示す |
4.0 Adobe Illustrator CCを利用したデジタルグラフィックやイラストレーションの作成 | 4.1 新規プロジェクトを作成する 4.2 ベクトル描画ツールやシェイプツールを使用する 4.3 グラフィックやイラストレーションを変形させる 4.4 レイヤーを作成し、管理する 4.5 プロジェクトにアセットをインポートする 4.6 文字ツールを使って文字を追加、操作する 4.7 Illustratorの3Dツールや遠近法ツールを使ってデジタルグラフィックやイラストレーションを作成する |
5.0 Adobe Illustrator CCを使ったグラフィックのアーカイブ、書き出し、発行 | 5.1 ウェブ用、印刷用、動画用のグラフィックを準備する 5.2 デジタルグラフィックやイラストレーションをさまざまなファイル形式に書き出す |
※同一科目を複数回受験する場合には、再受験に関するルールがございます。詳しくはオデッセイ社試験の注意事項のページの再受験に関するルール>ACA(アドビ認定アソシエイトの再受験に関するルールをご覧ください。
学割受験について
学割で受験いただくには、受験日当日に学生証の提示が必要です。
- 「学割」の対象となる学生について
- 試験当日に、小学校、中学校、高等学校、短期大学、大学、大学院、高等専門学校、専修学校、専門学校ほか、当社の認める学校に在籍する児童・生徒・学生の方。
【その他オデッセイ社が認める学校、学生】
予備校生(本科生、学割証の発行される予備校生)
各種学校で1年以上の連続した就学期間による授業が定められたコースに通う学生(学割証の発行される学生)
留学生などでISIC(International Student Identity Card)を所持している者
盲学校、聾学校、養護学校
防衛医科大学校、気象大学校、海上保安大学校、航空保安大学校、水産大学校、航空大学校、農業者大学校、海技大学校、職業能力開発総合大学校、各職業能力開発大学校、職業能力開発短期大学校、農業系の大学校・短期大学校、産業技術系の大学校 - お申込み~受験当日の注意事項
- 受験のお申込み時に、学割試験を選択し、学校名と学年の記入が必要です。学校名・学年のいずれか一方でもご記入いただけない場合は学割での受験はできません。
お申込み時点で学生であっても、受験当日に学生でなければ学割での受験はできません。
受験当日に学生証の提示が必要です。提示いただけない場合は受験できません。